|
東アジア選手権で日本代表は散々な目に遭ってるが、かつての指揮官、ジーコも、チャンピオンズリーグの大舞台で、フェネルバフチェを率い、トルコ国民の期待を背に闘ってる。 第1戦は3-2で薄氷の勝利。 ホームということを考えると微妙な点差。 次戦のアウェーは本当に修羅場になるだろう。 トルコでは、就任初年度は散々な評価だったジーコも、昨シーズンのリーグ優勝で一躍、名指揮官として尊敬を勝ち得ているという。 今年のCLでも、フェネルにとっては悲願だったグループリーグを突破して、指揮官としての評価をさらに高めた。 思えば、ドイツでの散々な結果によって、日本からはまるで石持て追われるように去っていったジーコだが、個人的には決して悪い監督とは思わなかった。 ただ、言ってみれば「笛吹けど民踊らず」という状況なんじゃなかったかという気がする。 戦術の練習がないとか、システムの鬼だった前任者に比べられていろいろ誹謗中傷されたけど、でもブラジルだったらコンセプトを与えられたらこまごまやらなくてもできるだろうし。 一流選手ばっか集めたチームは、急ごしらえでもけっこう機能するもの。 日本でそれをやってどうする、といわれればそれまでだけど、その辺りの感覚のギャップに苦しんだ4年間だったような気がする。 それと、彼の優しさ、あるいは情と。 中田に固執したり、厳しい局面で小野を出したりしたのは、自分が選んだ選手を最後まで信じきろうとする、彼の情から来た選択だったように思われた。 これがカペッロみたいな非情な指揮官だったら、年々パフォーマンスが落ちて、ドイツの頃はプレミアの中堅チームですらレギュラーが取れないでいた中田は切られていたかもしれないし、ケガがちでパフォーマンスの上がらない小野はメンバー入りさえどうだったか。 そう考えると、ジーコという人は、人ありきの監督だったのだという気がする。 それが、逆に今のフェネルではポジティブに回っているのではなかろうか。 フェネルのブラジル人選手、アレックスやロベカルらを中心に、ジーコと選手がいい人間関係を作り、モティベーションを高めていったんじゃないかと想像する。 それに何人かのプロフェッショナルなコーチが加われば、強いチームは作れるだろう。 質の高い選手とカリスマ監督、プロフェッショナルなコーチというのは、強いチームのひとつのパターンだから。 とまれ、ジーコのフェネルも勝ちあがっていけば、日本のメディアに露出する機会も増える。 そうなってほしいと個人的には思う。 あの、フィールドに響く、やや甲高い声を再び聞いてみたい。 PR HIROSHI@BLOG TOPへ
Powered by 忍者ブログ
Design by まめの
Copyright © [ Hiroshi@blog ] All Rights Reserved. http://hiroshiat.blog.shinobi.jp/ |